ぱっくりと割れた。
明日は有休を取ってひさすの結婚式に参加。
昼にゼミのプチ同窓会開催も決定〜。
ひさすとの出会いは、なんと大学の少林寺拳法部の部室。・・・って入部してないっすよ。
入学式の日に知り合いもほぼいない状態でふらふらしていたら綺麗なおねえさんに声をかけられてルンルン気分で辿り着いたのがその部室♪
そして部室に着いた途端、いかついお兄さんの登場。おねえさんはそそくさとララバイ。
いかついお兄さんは「拳法とは。精神とは。」を切々と語っていた。
「なんてこったい・・・。」
あれからどれ位のときが経っただろう。絶望の底に佇む俺の隣で、俺よりも一足早くおねえさんの甘い言葉で罠にかけられ、ちびまるこちゃんの如く顔に青筋を立てて「ぁへぁへ・・。」としている青年が目についた。
それがひさす。
同じ新入生とはいえども、年齢は俺より2つも上なんだよね。でもそんなことは関係なく、その空間から無事脱出した二人は一瞬で意気投合。
ひさすとの想い出はテニスサークルでのことや飲み会での破廉恥の数々が真っ先に思い浮かぶね。
わだっち共々、ひさすともその後数十件の新歓コンパの旅を一緒に決行したんさ。
いつも大学近くの駅に行ってはコンパを探し、ふらふらと。んで、毎晩大はしゃぎ。
限度を知らぬ若かりしあの日。
二人ともデロデロの中、電車でひさすの介護をしていて財布をなくしたこともあり、また逆も然り。
またある日の飲み会ではある事件が。
目の前には殻をかぶったままのゆでたまご。
ふと、ひさすのおでこでそのゆでたまごを割ってみたいなーと変な好奇心が湧き出てきてしまい。
「いえーい、ひさす。」「いえーいもてぃ。」
ぱかっ。
・・・・・・デロローン。
そこで、お出まししたのが、実は未だ熱湯風呂には入浴されていなかったきみこさんとしろみさん。
さすがに気まずかったわ。
若かりし俺は学んださ。
飲みの席で、殻を剥いてないゆでたまごは出てきません―――――。
・・・って今考えるとその行為自体ほんとありえん・・・。
・・・あのときはほんと、ほんっとうにすいませんでした・・・m(__)m。
とにかくいつも誰に対してもフレンドリーで誰よりハイテンションなひさす。
お酒には弱いがとにかく人との交流が大好きでとにかく色んな飲み会やイベントに参加してさ。
おかげでお互いどこの誰にも絶対に負けないくらいの大勢の友人や良い先輩が出来たもんね。
わだっち同様ひさすがいなくちゃ俺の大学時代は語れないもん。
そーんな大切な友人の結婚式。
うし、明日はめいっぱい祝っちゃうぞ。覚悟しときーや♪
・・・・っておいっつ(TT)!
ひさすから今電話がかかってきた。二次会のスピーチと乾杯の音頭っすか?
きゅっきゅっきゅー!!良いのかな〜こんな俺に任せちゃって。ひひひー。
・・・ってのんきなこと言ってられん。あはは(T△T)。
やべー二次会といえどもちょっぴり緊張してきたー。
そんなこんなでほならまたばいちゃ♪