良く出来た回答の果てに。

今日は電話口で女性の担当者のコに突然かなりの勢いでキレられた。・・・なんで?笑

そして、俺もキレた。机の上に乗る書類の山を「わけわからーん!」という言葉と共に、スパーンと自分の頭上に投げつけた。宙に舞った書類はスローモーションでひらひらと舞い落ちる。と、そんな光景を、想像してみた。哀

現実の俺は、訳も分からずに「んなもん知るか。笑」と颯爽にコーヒーを口に含みつつ・・・落ち込んだ。


俺は女の人にやたらと訳もわからずキレられることが多い。ザ・意味ふもう。
以前付き合っていた彼女にだってそう。焼肉屋で焼肉をひっくり返しただけで、「焼肉をひっくり返すのは一度まで!」と本気で叱られ・・・。知るかんなもん。笑 そんなことがいくつあっただろう。汗

と、今日も俺は一体何をしたんだ?と本気で考えること子一時間。と、唸った俺の電話。「さっきはわけもなく当り散らしちゃった!あはは〜。笑」と。俺もすかさず、「いいんすいいんす、あはは〜。笑」と・・・落ち込んだ。

あはは・・・あーあぁ・・・。俺がなにしたっちゅー・・・。


って今日のことは別として、最近は、オちて、オちて。

なんでこんなにオちているんだろう、と、そんなときは自分を振り返ってみる。
自ずと答えは出てくるのだけれどね。

「何不自由の無い暮らしだな だけど何か満たされぬ」

と、思い浮かぶのは決まってpure soulの歌詞。

遅くまで仕事、仕事、仕事。何が悪いわけじゃない。普段の、変わらない日常。繰り返し、繰り返す。


こないだ、ビデオを掘り返して見てみた。いつだったかのNHKスペシャルで放映された「奇跡と栄光の果てに」・・・だったかな。そのテイクが好きで好きで。


あれは学生時代。当時付き合ってた彼女を思いながら聴いていた歌。

シンガーソングライターになりたいと言っていた彼女。当時は悩んださ。「中途半端にはやりたくない」という言葉や毎日見てた真剣な気持ちに。それから、もう会わなくなってから10年近く経つのかな。そんな彼女から、数年前に人伝いに彼女のCDを貰った。不思議な気分で。今でもたまに気になってブログやホームページで彼女の頑張りを見ては元気付けられている。

そんな当時、自分の気持ちに染みたのが、この思い出の歌、pure soul。直訳すると「純粋な心」、「ありのままの心」。

難しいよな。自分の気持ちを抑えても相手の幸せを願うのが「純粋な心」、だけれども・・・と、それを飛び越えるのは「ありのままの心」。どちらもpure soul。正解なんてない。だからこそ、「良く出来た回答の果てに、悩みぬく世の中は何故?」なのだと。

「祈るような毎日の中で、もっと強く生きて行けと 少しだけ弱気な自分を励ます もう戻れぬあの日の空」。


賽を振るとき、か。